1. 鍵付きワークスペース(ワークスペース管理者機能による設定)
概要:
ワークスペース管理者機能は、ワークスペースごとに「ワークスペース管理者」を設定し、管理者に代わりワークスペースの管理が可能となる機能です。
作成したワークスペース自体にアクセス制限を設けることができ、ワークスペース管理者が「このワークスペースを検索対象にするか否か」を設定することで、検索対象から外れたワークスペースが「鍵付きワークスペース」となります。これにより、ワークスペース単位でのナレッジ共有を限定的に運用できます。
アクセス権限:
参加者: 鍵付きワークスペースに参加しているユーザーのみが、そのワークスペース内の投稿を閲覧できます。
非参加者: ワークスペースに参加していないユーザーは、そのワークスペース内の投稿を閲覧できません。
検索対象(検索結果・こましりchatの検索対象):
「ワークスペース管理者機能」を有効にして「検索対象から外す」設定をした場合、こましりchatの検索対象となるのは「現在選択しているワークスペース」およびすべての「鍵なしワークスペース」です。
それ以外の鍵付きワークスペースは対象外となります。
通常の検索:
鍵付きワークスペース内の投稿は、そのワークスペースに参加していないユーザーの検索結果には表示されません。
こましりchatの挙動:
鍵付きワークスペース内で「こましりchat」を利用した場合: 当該ワークスペース内の投稿が検索され、こましりchatで回答されます。
鍵付きワークスペース以外のワークスペースで「こましりchat」を利用した場合: 鍵付きワークスペース内の投稿は検索対象から外れ、こましりchatで回答されません。
鍵付きワークスペースの活用例:
部署内でのみ利用するナレッジなど、他部署のユーザーから完全に隔離したい場合に有効です。特定の部署専用のナレッジスペースとして利用し、部署内では「こましりChat」も活用したい場合に推奨されます。
2. 鍵付きフォルダ(フォルダのアクセス制限)
概要:
フォルダ単位でアクセス制限を設ける機能です。特定のフォルダに個人やグループ単位でアクセス権限を付与することで、そのフォルダ内の内容を閲覧できるユーザーを限定できます。
アクセス権限:
フォルダごとに、個人やグループ単位でアクセス権限を設定できます。
アクセス権限が付与されていないユーザーは、そのフォルダ内の投稿を閲覧できません。
検索対象(検索結果・こましりChatの挙動):
通常の検索:
鍵付きフォルダ内の投稿は、そのワークスペースに参加していないユーザーの検索結果には表示されません。
こましりChatの挙動:
鍵付きフォルダの中に投稿された内容は、フォルダにアクセス権限が付与されているメンバーであっても、一律で「こましりchat」の検索対象外となります。
これはワークスペースの鍵設定の有無に関わらず適用されます。
活用例:
部署内でも特定のメンバーだけに共有したい情報がある場合や、さらに細かいアクセス制御が必要なケースで活用可能です。
鍵付きワークスペースと鍵付きフォルダの違い