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ワークスペース管理者機能と鍵付きフォルダの違い

このページでは、Qastにおける「ワークスペース管理者機能」と「鍵付きフォルダ」の主な違いについて、特にアクセス権限と検索対象(「こましりchat」の挙動を含む)に焦点をあてて説明します。運用上、どちらの機能を利用するべきか迷った場合に、ご参照ください。

対応者:福島里江
今週アップデートされました

1. 鍵付きワークスペース(ワークスペース管理者機能による設定)

概要:

ワークスペース管理者機能は、ワークスペースごとに「ワークスペース管理者」を設定し、管理者に代わりワークスペースの管理が可能となる機能です。

作成したワークスペース自体にアクセス制限を設けることができ、ワークスペース管理者が「このワークスペースを検索対象にするか否か」を設定することで、検索対象から外れたワークスペースが「鍵付きワークスペース」となります。これにより、ワークスペース単位でのナレッジ共有を限定的に運用できます。

アクセス権限:

  • 参加者: 鍵付きワークスペースに参加しているユーザーのみが、そのワークスペース内の投稿を閲覧できます。

  • 非参加者: ワークスペースに参加していないユーザーは、そのワークスペース内の投稿を閲覧できません。

検索対象(検索結果・こましりchatの検索対象):

「ワークスペース管理者機能」を有効にして「検索対象から外す」設定をした場合、こましりchatの検索対象となるのは「現在選択しているワークスペース」およびすべての「鍵なしワークスペース」です。

それ以外の鍵付きワークスペースは対象外となります。

  • 通常の検索:

    • 鍵付きワークスペース内の投稿は、そのワークスペースに参加していないユーザーの検索結果には表示されません。

  • こましりchatの挙動:

    • 鍵付きワークスペース内で「こましりchat」を利用した場合: 当該ワークスペース内の投稿が検索され、こましりchatで回答されます。

    • 鍵付きワークスペース以外のワークスペースで「こましりchat」を利用した場合: 鍵付きワークスペース内の投稿は検索対象から外れ、こましりchatで回答されません。

鍵付きワークスペースの活用例:

部署内でのみ利用するナレッジなど、他部署のユーザーから完全に隔離したい場合に有効です。特定の部署専用のナレッジスペースとして利用し、部署内では「こましりChat」も活用したい場合に推奨されます。

2. 鍵付きフォルダ(フォルダのアクセス制限)

概要:

フォルダ単位でアクセス制限を設ける機能です。特定のフォルダに個人やグループ単位でアクセス権限を付与することで、そのフォルダ内の内容を閲覧できるユーザーを限定できます。

アクセス権限:

  • フォルダごとに、個人やグループ単位でアクセス権限を設定できます。

  • アクセス権限が付与されていないユーザーは、そのフォルダ内の投稿を閲覧できません。

検索対象(検索結果・こましりChatの挙動):

  • 通常の検索:

    • 鍵付きフォルダ内の投稿は、そのワークスペースに参加していないユーザーの検索結果には表示されません。

  • こましりChatの挙動:

    • 鍵付きフォルダの中に投稿された内容は、フォルダにアクセス権限が付与されているメンバーであっても、一律で「こましりchat」の検索対象外となります

    • これはワークスペースの鍵設定の有無に関わらず適用されます。

活用例:

部署内でも特定のメンバーだけに共有したい情報がある場合や、さらに細かいアクセス制御が必要なケースで活用可能です。

鍵付きワークスペースと鍵付きフォルダの違い

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